前立腺・精巣・包皮の病気|神戸市兵庫区 やまの泌尿器科|兵庫駅北口1分

やまの泌尿器科
078-578-2525

前立腺・精巣・
包皮の病気

前立腺肥大症

前立腺肥大症とは、前立腺が大きくなることで尿道が圧迫されておこる病気です。加齢とともに前立腺は大きくなるため、適切な治療をしないと症状は悪化します。
前立腺肥大症で悩んでいる方は多く、 60歳以上の男性の5人に1人にみられます。ある調査によりますと5~9歳では10%前後、10~12歳で5%前後との報告があります。
まずは、内服薬による治療が行われますが、効果が不十分であるときは経尿道的手術(TUR-PやHoLEP)を行います。

前立腺肥大症

前立腺肥大症の症状

残尿感
尿が残っている感じがする
頻尿
尿が近い
尿線途絶
尿が途中でとぎれる
尿意切迫感
急に尿がしたくなり我慢ができない
尿勢低下
尿の勢いが弱い
腹圧排尿
おなかに力を入れないと尿が出ない
夜間頻尿
寝てから何度も尿に行く

尿意切迫感のある状態を「過活動膀胱」といいますが、前立腺肥大症の方の半数以上にその症状を認めます。

前立腺肥大症の診断(基本的に痛みを伴う検査はありません)

問診
排尿症状について直接尋ねたり、質問票に記入してもらいます。
尿検査
尿に血液や感染がないか調べます。
超音波検査
前立腺の大きさや形、膀胱に残っている尿の量を調べます。
尿量測定
尿の勢いや排尿にかかる時間を調べます。
残尿測定
排尿後に膀胱に残っている尿の量を調べます
血液検査
PSA検査や腎臓の機能に異常がないかを調べます。
排尿日誌
排尿時間や排尿量を記入してもらい、毎日の排尿状態を調べます。
質問票①

前立腺の症状を確認する 国際前立腺症状スコア(IPSS)

前立腺の症状を確認する 国際前立腺症状スコア(IPSS)

質問票②

過活動膀胱の症状を確認する 過活動膀胱症状質問票(OABSS)

以下の症状がどれくらいの頻度でありましたか。
この1週間のあなたの状態にもっとも近いものを、ひとつだけ選んで、点数の数字を○で囲んで下さい。

過活動膀胱の症状を確認する 過活動膀胱症状質問票(OABSS)

前立腺肥大症の治療薬

前立腺肥大症には、さまざまな治療薬があります。単独で使うこともあれば、組み合わせることもあります。効果が不十分であれば、手術を考慮します。

α1遮断薬

作用:前立腺・尿道をゆるめる

PDE5阻害剤

作用:膀胱の血流を改善する、前立腺・尿道をゆるめる

5α還元酵素阻害薬

作用:前立腺を小さくする

漢方薬 ・植物エキス製剤 など

作用:前立腺肥大症の症状を和らげる(詳しいことはわかっていない)

前立腺肥大症は年齢とともに進行する病気です。
適切な治療をうけないと、年齢とともに前立腺は肥大し、症状も悪化します。
また、治療をうけていても効果がないと内服薬を中止した方がいるかもしれませんが、ある程度の期間のまないと効果を実感できない薬もあります。
自分の判断で中止せず、遠慮なく相談してください。
日常生活に支障をきたす前に、適切な治療を受けましょう。

精巣の病気

精巣上体炎

細菌が尿道から精管を伝って精巣上体に感染を来した病態です。症状は発熱と痛み、陰のうの腫れで、安静と抗菌薬の投与で治療します。

精巣の病気

精巣腫瘍

痛みのない陰のうの腫れで見つかることが多く、20~30歳代若い人に好発します。腫瘍マーカー(LDH、AFP、βHCG)が診断に有用です。高位精巣摘除術を行って腫瘍の組織を確認してから組織や進行度に応じて、経過観察や放射線、抗癌剤などの治療を決定します。

陰嚢水腫

陰のうに液体が貯まり腫れたもので、痛みはありません。乳幼児の陰嚢水腫は多くの場合は1歳までに治癒しますが、2歳を過ぎても治癒しない場合は手術を考慮します。成人の場合は、注射針を穿刺して排液することも行われますが、再発することが多く手術を考慮します。

ムンプス精巣炎

若年男性の急性耳下腺炎(おたふくかぜ)に合併することが多く、症状は発熱と痛み、陰のうの腫れで、安静と鎮痛薬の投与で治療します。

停留精巣

精巣は胎児のときに陰のうまで下降してきますが、完全には下降しないでおなかや鼠径部にとどまっているものです。不妊症や精巣腫瘍になる可能性もあるため、1歳までは自然に下降する可能性があり経過観察しますが、1歳を超えると下降することが期待できないので手術を考慮します。

精巣捻転

精巣が回転してねじれ血流障害をおこすもので、放置すると精巣が壊死して機能がなくなります。思春期に多く、突然の陰のうの痛みと腫れを伴います。発症から6~8時間以内に手術で戻さないと精巣機能が低下するため緊急を要します。

精索静脈瘤

腎臓から精索へ静脈が逆流することにより陰のう上部の静脈がうっ血、怒張したものです。ほとんどは左側に起こります。陰のう部の違和感や鈍痛で見つかる場合と男性不妊症の検査で見つかる場合があります。

包皮の病気

亀頭包皮炎

炎症や包茎が原因として起こります。尿道の痛みや排尿時の痛みなどの症状があります。抗菌薬やステロイドの軟膏で治療します。

包皮の病気

真性包茎

包皮の先端が狭く、亀頭が露出できない状態です。一方で、包皮をむくことができるが、普段は包皮が亀頭をおおっている状態が仮性包茎です。真性包茎であっても年齢とともに包皮をむくことができるようになります。思春期では10%程度の方が真性包茎の状態です。小児では、亀頭包皮炎をくり返す場合は手術を考慮しますが、普通は経過観察、または軟膏治療で様子を見ます。思春期をすぎても真性包茎の状態であれば、手術を考慮します。

包皮の病気

亀頭包皮炎、真性包茎

© やまの泌尿器科

ページ
TOPへ