膀胱炎・過活動膀胱・尿失禁|神戸市兵庫区 やまの泌尿器科|兵庫駅北口1分

やまの泌尿器科
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膀胱炎・過活動膀胱・
尿失禁などの病気

膀胱炎(急性膀胱炎)

膀胱炎は膀胱に細菌が入り、尿の中で急激に増えて膀胱粘膜に炎症を起こす病気です。
女性に膀胱炎が多いのは、女性の尿道が男性に比べて短いために細菌が膀胱に入りやすいためです。
ただし、健康な状態の時には膀胱炎を起こすことはなく、「ストレス」「冷え」「過労」などの様々な原因で身体の免疫力(抵抗力)が低下すると、膀胱炎をおこします。


急性膀胱炎の症状

頻尿
尿が近い
残尿感
尿をしても残った感じがある
排尿時痛
尿を出すときに痛みがある
混濁尿
尿が濁っている
血尿
尿に血が混じる

急性膀胱炎の治療

急性膀胱炎には、抗菌薬が大変よく効きます。きちんと服用すれば急速に症状が改善し治癒します。しかし、症状がよくなったからといって途中でくすりの服用をやめると、細菌が再び増殖し、症状が悪化することがあります。悪化すると腎盂腎炎の引き金となることもあるので、完全に治療を行うことが大切です。薬は、処方された分をしっかり服用してください。

急性膀胱炎と同じような症状をひきおこすものとしては、膀胱癌があります。薬による治療で効果がないときは、検査をして除外する必要があります。

急性膀胱炎を早く治すために

  • お茶や水などの水分をたくさん取りましょう。(ただし、アルコールは避けて下さい)
  • 下腹部から腰部を冷やさないようにしましょう。
  • 十分に睡眠をとって、身体を休めましょう。
  • 膀胱炎症状が治るまで、性行為は避けましょう。
  • 香辛料などをあまりたくさん取らないようにしましょう。

過活動膀胱

尿意切迫感(急におこる、抑えられないような強い尿意で、がまんすることができないもの)を中心とした症状で、他に頻尿(尿が近い)や尿失禁(尿がもれる)を伴うことがあります。
ある調査によると、日本人の40歳以上の女性の8人に1人が、過活動膀胱の症状を経験しています。しかし、このうち治療を受けている方は3割に満たない状態です。
排尿は、「尿意を伝える」神経と「膀胱を縮める」神経によってコントロールされていますが、この神経のどこかに異常をきたすと過活動膀胱が発症します。

過活動膀胱

過活動膀胱の症状

尿意切迫感
急に尿がしたくなりがまんできない
頻尿
尿が近い
切迫尿失禁
がまんできずに尿がもれる

過活動膀胱の原因

①脳梗塞や脊髄障害などにより脳と膀胱を結ぶ神経に障害が起きている場合
②前立腺肥大などにより尿が出にくい状態が続き、膀胱が過敏になる場合
③はっきりした原因がなく、膀胱が過敏になる場合
などがあげられます。

過活動膀胱と似た症状をひきおこすもの

膀胱炎、膀胱癌、前立腺炎、前立腺癌、間質性膀胱炎、心因性頻尿などがあり、検査をして除外する必要があります。

過活動膀胱の診察(痛い検査や恥ずかしい検査があるわけではありません)

問診
排尿症状について直接尋ねたり、質問票に記入してもらいます。
尿検査
尿に血液や感染がないか調べます。
超音波検査
膀胱の状態や膀胱に残っている尿の量を調べます。
過活動膀胱症状質問票(OABSS)

以下の症状がどれくらいの頻度でありましたか。この1週間のあなたの状態にもっとも近いものを、ひとつだけ選んで、点数の数字を○で囲んで下さい。

過活動膀胱症状質問票(OABSS)
過活動膀胱の治療

過活動膀胱は、「薬による治療」が効果的です。抗コリン薬とβ3作動薬が使われます。 抗コリン薬は膀胱の異常な収縮を抑え、 β3作動薬は膀胱の筋肉をゆるめることで、膀胱に尿をしっかり貯められるようになります。

訓練や体操による治療

膀胱訓練や骨盤底筋体操も効果があります。

膀胱訓練

少しずつ排尿する間隔を延長し、最終的には2~3時間の排尿間隔が得られるように訓練する。

骨盤底筋訓練

骨盤底筋の筋力強化のため、肛門挙筋および尿道周囲、膣周囲の括約筋群を様々な体制で収縮させます。

骨盤底筋訓練

過活動膀胱の症状は、たいていの場合、薬で改善することができます。
実際に薬による治療でつらい症状から解放された方もたくさんいらっしゃいます。
元気で、いきいきした生活を送り、夜もゆっくり休めるように、歳のせいだとあきらめず、おひとりで悩まないで、ぜひ早めにご相談ください。

尿失禁

尿失禁とは「自分の意思に反して、尿がもれる」ことです。排尿・畜尿のシステムがくずれ、自分の意思とは関係なく膀胱がちぢんだり尿道がゆるんだりして、尿がもれます。尿失禁は、高齢者特有の症状でもなければ、めずらしい症状でもありません。「困っている」全ての方が治療の対象となります。

尿失禁

尿失禁の症状

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみをした時、笑った時、重いものを持った時に尿がもれる

切迫性尿失禁

急に尿がしたくなり、がまんできなくて尿がもれる

溢流性尿失禁

おしっこが出にくく、膀胱がいっぱいになりあふれて尿がもれる

機能性尿失禁

手や足が不自由で時間がかかるため尿がもれる
認知症のため、場所がわからずに尿がもれる


尿失禁はめずらしい症状ではありません!
本人が「困る」と思えば病気になります。

幅広い世代のお悩みです

20代の若い方から中高年の方に至るまでかなり多くの方が、尿失禁で悩んでおり、40歳以上の女性の3人に1人が尿失禁を経験していると言われています。

男性も尿失禁を経験しています

40歳から75歳の男性におこなったある調査によると10人に1人に尿失禁の経験がありました。
尿失禁のある方のうち、「尿失禁を何とかしたい」と思っている方が、5人に2人いる一方で、「高齢だからしかたがない」と考えている方が、3人に1人いました。
尿失禁を「恥ずかしい」と思っている方が多いのですが、「年のせいだから・・・」とあきらめている方が多いのが現状です。そのために、なかなか治療しようという意識に繋がりません。

本人の受け止め方に差があるため、困っていなければ治療につながりません。

外出先で恥ずかしい思いをして心に傷を負っている方も少なからずいます。外出を控えなければならないくらいに、日常生活に支障を来している方はもちろんのこと、普段はもれないけれども、せきやくしゃみをすると、もれてしまう方も治療の対象となります。
「この程度なら我慢できる」「年齢だから仕方がない」と思われずにお気軽にご相談ください。

尿失禁の原因

泌尿器の病気
過活動膀胱、前立腺肥大症、膀胱炎、間質性膀胱炎、前立腺炎、前立腺癌、膀胱癌、など
泌尿器以外の病気
脳梗塞などの脳血管障害、脊髄損傷、糖尿病、認知症、睡眠障害、など
その他
過度の飲水、ストレス、など
腹圧性尿失禁には骨盤庭筋体操が効果的です。

骨盤庭筋体操とは、骨盤底筋(肛門挙筋および尿道周囲、膣周囲の括約筋群)をきたえる運動です。軽症の腹圧性尿失禁に効果があり、切迫性尿失禁と重なっている場合にも効果が期待できます。

肛門(と膣)を「5秒間ギュッとしめてからゆるめる」という動作を繰り返します。
2~3ヶ月の間、毎日続けると8割ぐらいの人に効果があります。

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